2007年02月13日

決意10

 

122番目

「・・・う、うん」

俺はメリーの気迫に負けて、そううなずくしかなかった。

まるで俺が襲われてるようなかんじだ・・・。

すこし、どきどきしながら、メリーの顔が近づいてくるのを待った・・・。

すると、またメリーの背後の空間が、揺らめき始める。

「メリー後ろ!」

俺は叫んだ!

目を閉じて俺に血被いてこようとしていたメリーは、俺の声にわれに返り、

振り返る。

と同時に空中の揺らめきの中からスリッパが現れ・・・メリーの顔面を直撃して、消えていった・・・。

 

「いたーーーい!」

顔を抑えて、かがみこむメリー・・・。

そこには、スリッパがひとつ落ちていた。

しかも・・・便所スリッパ・・・。

俺はメリーに駆け寄りった。

「ちょっと顔を見せて!」

鼻とおでこが赤くなっているものの、たいした怪我はなさそうだ。

「いたい!いたいいたいいたい!」

と何度も叫びながらすっと立ち上がるメリー!

そして・・・なのもない部屋の真ん中に向かって目を凝らして、叫んだ!

「紫!そこにいるんでしょ!出てきなさいよ!」

 

・・・紫・・・紫のメリーか・・・。

俺はため息をついた・・・。

posted by 126 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 第九の情景「決意」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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